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和歌山県福祉保健部健康局医務課


 子育てと仕事を両立しながら活躍されている女性医師からのメッセージをお届けします。
 (メッセージをいただいた先生)

■島  友子 先生 和歌山県立医科大学小児科助教(小児科医)

■瀬藤 容子 先生 和歌山県立医科大学女性医師支援センター助教(麻酔科医)
 


現在卒後11年目で2人(上は8歳、下は3歳)の子供がいます。
大学での2年間の研修終了後は、和歌山県内の公立病院で7年間勤務し、1昨年から大学で勤務して
います。
家庭と仕事の両立は自分一人の力ではできません。産休中には同僚の先生が肩代わりをして下さい
ました。急な子供の病気の際には両方の両親の助けも多々ありました。夜間の急患の患者さんの診察
では、守衛の方や当直の看護師の方に子供を見てもらって、診察をしたこともありました。診察している
子供が私の前で泣いていて、後ろで自分の子供が泣いていることもありましたが、患者さんのご両親
から苦言を呈されることはなかったと記憶しています。診察が遅くなって迎えが遅くなり、保育園で先生と
子供の2人で待っていてくれたこともありました。どの人も嫌な顔一つせずに助けて下さったおかげで、今の私がいます。
出産、育児は思ったとおりに事は運ばず、予想外の展開に驚くこともしばしばですがそれ故に、自分の
心がいろいろな場面に遭遇し、多くの人との繫がりを感じる貴重な体験です。
家庭、仕事、そのバランスに戸惑うことも多いのですが、今の自分を継続していくことがこれまでの沢山
の人の助力に対して私ができる事だと思 っています。


今年11歳になる息子を筆頭に三人の子供達を育てながら仕事を続けて来まし た。色々な制約のある
私の立場を理解し、仕事を続けることを認め、手を差し出 してくれた当時の上司を始めとする職場の
方々、そして何より主人のおかげだと思っております。
最初、長男の妊娠がわかった時に主人に言われた「最初から親の手を期待して自分で育てる気が無い
なら産まない方がいいんちがう?」という一言が忘れられません。その時は、普段物静かな人なだけに
ビックリしましたが、要は覚悟をしろ という事だったんだと思います。仕事を続けたいという私の意思は
尊重して協力 すると約束してくれた通り、私がこうしたいといった事に主人が否という事はありませんで
した。育ててくれれた先生方もまずは家庭を大事にして、その中で見 えてくる事、出来る事もあるから
と、できる限りの環境を与えてくれました。とはいえ、何不自由なく来られた訳ではありません。
毎日の生活に追われ目標を見 失い、電気の消えた保育園の玄関に荷物と一人で座らされていた息子
を見て涙し た事も思い出されます。
ただ、お世話になった先生方が病院を去る時、私に下 さった言葉は「次はおまえが下の後輩に返して
やる番やで」でした。方法は一つではないはずです。それぞれのスタイルに合った復職の形を一緒に
探して実現していけたらいいなと思っております。



和歌山県福祉保健部健康局医務課 
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